8月 07
7月20日(土) 一日目 善勝寺に着く頃には、自分を支える足腰の不安は消え […] [...more]
7月20日(土) 一日目
善勝寺に着く頃には、自分を支える足腰の不安は消えていた。
高尾山上発足式から一丁平~城山と歩き、思った以上に快調
な自分の足に少し自信が出てきた。練習の成果か。イケそうな
予感。
雲が太陽を遮る、歩くにはもってこいの天気。
柔らかな山道から硬いアスファルトに変わり、歩いて富士山まで
行くということが現実味を帯びる。いや現実だ。
上がったり下がったりの片田舎の道。
世間は夏休み。雲っていようが暑いものは暑い。
滴る汗が目に染みる。
サポートカーによる補給が有り難い。
今までの人生でこんなに長距離を歩いたことはない。
歩けた自分に驚いた。
温泉につかりながらそんな事を思ったが、今は疲れを取るのが
優先。
また明日も歩くのだから
天狗の落とし文
力強く 生きる
。
8月 07
第七箇度の富士登拝修行も お陰様で無事に全員が成満 することが出来ました […] [...more]
第七箇度の富士登拝修行も
お陰様で無事に全員が成満
することが出来ました。
今回初参加で皆の心配を一身に
受けながら、全行程を
負けないで帰ってきた本堂職員に揺れる重い想いを日記
にして頂きました。
7月19日(金)高尾山 前行
清々しいほどの晴天に、これから始まる修行への気持ちが
昂ぶる。
興奮と期待と不安が混在する中、柴燈護摩の作壇を終え、
琵琶滝へ。
主管からご指導頂き、いざ入滝。
心と身体を清める・・・
身体は琵琶滝の清らかな水を浴びることにより、心は
『南無大聖不動明王』と唱える(叫ぶ?)ことにより。
いつ以来だろうか、こんなに大声を出したのは。
少し喉がが痛い。
滝行のお陰だろうか、少し不安だった心が和らいだ。
まだ、始まりの高尾山。本番は明日から。
天狗の落とし文
思い上がりの心を捨てる
8月 06
8月4日(日) 夏は子供たちの成長が目に見えて実感できる季節。 […] [...more]
8月4日(日)
夏は子供たちの成長が目に見えて実感できる季節。
そして、夏山は修行にもってこいです。
高尾山子供やまぶし体験修行会が行われ、今年も
約90名の子供たちが集まりました。
振り分けられた班では、見ず知らずの子ばかりだった
と思いますが、その辺りはさすがです。
6号路を琵琶滝に向かって歩いているうちにあっという
間に仲良くなっていました。
琵琶滝では、滝行を体験しました。滝場の独特な雰囲
気に子供たちも真剣。
プールに入るような感覚の子は一人もいませんでした。
滝行を終えると、琵琶滝コースを通って薬王院まで、
わっせと登ります。
境内では、お楽しみのソフトクリームを頂き、本堂にて法楽。
お腹ペコペコの子供たち、本坊にて『精進カレー』をペロリ
とたいらげていました。
食事の後は、腕輪念珠作りです。みんな思い思いの念珠を
作っていました。
楽しい時間はあっという間、柴燈護摩に出発の時間です。
柴燈護摩供では、優しい山伏の厳しく真剣に祈る姿が
護摩の炎と共に、子供たちのこころに焼きついたのでは
ないでしょうか。
一生懸命形にした腕念珠は、一人ひとり護摩の炎でお
加持し、気持ちを込めました。
帰りはケーブルカーを利用して下山。山麓の不動院にて
修了式が行われ、修了証とともに、協調性・勇気・思い
やりのこころをお持ち帰り頂けたのではないでしょうか。
参加してくれた子供たちお疲れ様でした。
子育て四訓(作者不明)に・・・
乳児は肌を離すな
幼児は肌を離せ 手を離すな
少年は手を離せ 目を離すな
青年は目を離せ 心を離すな とあります。
お父さんお母さん、今日一日お子様の手を離して
みて、いかがでしたでしょうか?
天狗の落とし文
強くなるのは なんのため みんなと仲良くするため
7月 28
7月27・28日(土日) 「火のまつり」として、八王子の花火大会と共に行わ […] [...more]
7月27・28日(土日)
「火のまつり」として、八王子の花火大会と共に行われる、
火渡り修行に御貫首をはじめ高尾山の山伏が出仕いたし
ました。
八王子では比較的高台にある富士森の市民球場ですが、
まとわりつく様な暑さの中、山伏に引き続き400名もの
一般の方々が渡火致しました。
火渡りが終わるや雷雨を予感させる冷たい風が吹き抜け、
雨には降られましたが、遠雷ですみ、花火大会も予定通
り開催されました。
うだる様な暑さでしたが、柴燈護摩の炎の熱気にふれ、
身も心も引き締まりこの夏を乗り切る力を頂きました。
そして、本日は、大本坊にて写経大会が催され90名を
超える参加者が熱心に写経をなさっていました。
午後からは金岡秀郎先生による「写経の意味と歴史」
の講話を拝聴致しました。
天狗の落とし文
人生は マニュアル通りに 行きません
7月 26
7月24日(金) 本日、第七箇度富士登拝修行の一行が無事修行を終え、 高尾山へ帰ってきました。 同じくして、前 […] [...more]
7月24日(金)
本日、第七箇度富士登拝修行の一行が無事修行を終え、
高尾山へ帰ってきました。
同じくして、前日から大山へ登拝修行に出ていた一行も
無事帰山致しました。
山内僧侶・職員以外にも、地元商店会の方々など、多く
の方がお出迎え下さいました。
富士山の荷解きもほどほどに高尾山の山伏は27日(土)に
八王子市民球場で行われる「火のまつり」に出仕し、
火渡りを行います。まさしく、天狗のように飛び回っています。
天狗の落とし文
目前の仕事 全力で
7月 20
7月20日(土) 本日早朝、第七箇度富士登拝修行の発足式が執り行われ […] [...more]
7月20日(土)
本日早朝、第七箇度富士登拝修行の発足式が執り行われ
ました。御貫首をはじめ、山内僧侶・職員の見送る中、修行
者一行が富士山山頂を目指して出発いたしました。
滝修行・駈出柴燈護摩供を前日に終えていた参加者の
引き締まった表情。
昨夜は秋のような月と風。高尾山でじっくりと英気を養った
のではないでしょうか。
書院の前の蓮もお見送りするかのように、花を咲かせました。
順調なら24日の早朝に富士山頂で御来光を拝めるはず。
修行の無魔成満をご祈念いたします。
天狗の落とし文
絆を 大切に
7月 17
7月12日(金) お暑うございます。 お盆も明け、お墓参 […] [...more]
7月12日(金)
お暑うございます。
お盆も明け、お墓参りや迎え火・送り火をたいたお家も
多いと思います。
12日には、山麓不動院にて、御貫首御導師のもと
お施餓鬼の大法要が執り行われました。
お盆・お施餓鬼では、ご先祖様やお亡くなりになった方
など有縁・無縁に関わらず、そのつながりを、また、つながり
のなかにある自分を考える時間となりました。
積み木遊びで作ったものを無邪気に破壊する我が家の
怪獣(甥っ子4歳)も迎え火・送り火のために麻幹を組む様子
は神妙に眺めていました。幼いながら感じるものがあるので
しょう。
高尾山の山伏が20日早朝より富士登拝修行に出発します。
その頃には夏休みもスタートですね。富士山も素晴らしいです
が、ご家族で高尾山を訪れる際には、熱中症対策を万全に。
天狗の落とし文
人と人とのつながり 親と子のつながり 綻ばぬように
7月 04
7月2日(火) 6月の納札供養の柴燈大護摩供と本日の夏季 すす払 […] [...more]
7月2日(火)
6月の納札供養の柴燈大護摩供と本日の夏季
すす払いが終わり、今年の前半戦も瞬く間に過
ぎてしまいました。
山内のアジサイが咲き始めました。今年は青系
の色が濃く出ているようで、とても綺麗です。
天狗の落とし文
我儘は 敵です
6月 01
5月31日(金) 本日、モデルでプロボクサーの高野人母美さんが必勝祈願に […] [...more]
5月31日(金)
本日、モデルでプロボクサーの高野人母美さんが必勝祈願に
ご来山下さいました。
アマチュアとしてロンドン五輪出場の夢は挫折してしまったよう
ですが、プロに転向。
デビュー前から9頭身ボクサーと話題になっていた方です。
4月にキャンプ座間で行われた、デビュー戦は1R KO勝ち。
その日のメインイヴェントが高尾山ともご縁のある八王子中屋
ジムのチャンピオン・チャーリー太田選手の試合だったのは偶
然でしょうか。
次の試合は7/25(木)聖地後楽園ホールとのこと。
ボクシングだけに御拳闘をお祈りいたします。
天狗の落とし文
負けてたまるかの 気がまえを
5月 18
5月18日(土) 本日、ご本社横にある、天狗社にて御貫首御導師のもと […] [...more]
5月18日(土)
本日、ご本社横にある、天狗社にて御貫首御導師のもと
天狗まつりの法要が執り行われました。土曜日ということ
もあり、関係者以外にも多くの来山者の見守る中での法
要となりました。
お天気は快晴。日差しも心地よく、お山の木々もいっぱい
に葉っぱを広げています。
空も木々もだんだんと色濃くなってきました。
腰掛杉に座る天狗様も気持ちの良い季節になってきた
のではないでしょうか。
天狗の落とし文
褒め言葉は 長所を 伸ばす