ここでは毎月一品づつ、ご家庭で手軽に作ることのできる精進料理のレシピをご紹介しています。
江戸菜とは小松菜を品種改良したもので、長さは40~50㎝あります。
チンゲン菜にもにて、くせのない味とシャキシャキした食感が楽しめます。
珍しい野菜で、あまり市場には出ていないのですが、美味しい東京野菜ですので
是非、覚えておいて下さい。
1. 江戸菜を洗い、2㎝の長さに切ります。
2. 食用菊を花びらだけにする。
3. 塩を1つまみ入れた湯をわかし、江戸菜と食用菊をゆでます。
4. 江戸菜のしんに火が入ったら、流水で冷まします。
5. 冷めたら、水気を切り、ポン酢と合わせて、出来上がり。
これまでにご紹介したレシピを一部バックナンバーでご覧になれます。
「料理長の料理帳」ページでもお馴染みの、坂本和巳料理長のレシピ本が、(株)講談社から出版されました。
好評の料理帳の内容にそって、精進料理の基礎を押さえつつも、家庭用にアレンジされた簡単・手ごろなおいしい内容となっております。
ぜひ見て・読んで・作って・味わって頂ければと存じます。
平成25年10月2日(水)発売
高尾山の「精進」家庭料理
坂本和巳(高尾山薬王院料理長) 講談社 1200円+税
精進料理は仏事に供されるものですが、日々の食事にも取り入れたい、優れた健康食です。名前からして、難しそうですが、意外と簡単にご家庭の食卓にのせることができます。
食べる人のことを思いながら心を込めて作るのが精進料理です。手作りの味、もてなしの心が大切なのです。
この料理帳には近所のお店で売られている身近な食材を用い、飽きることのない料理をお伝えしております。
簡単・手軽なメニューを考えておりますので、ご家庭で楽しく料理していただき、ほっとする食卓を囲んでいただければ幸いです。
料理長 坂本和巳
出版 ナツメ社
タイトル 「日本料理のだしの基本」
価格 2,800円+税
好評発売中