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料理長の料理帳(バックナンバー)

山盛り大和ポテト

山盛り大和ポテト
2016年2月の料理

大和芋というと手のひらのような形をした『いちょう芋』をさします。
丸い形をした『つくね芋』も大和芋と呼びます。
栽培には長期間かかり、土地も限られているため、お値段は高めです。
水分が多いですが、低価格な長芋で代用しても良いと思います。
皮をむいたり、調理中に手がかゆくなるのは、シュウ酸カルシウムによるもので、成分が刺さります。私は衛生手袋の上に軍手をして、作業をしています。調理前後にお酢を手に塗ると刺激が和らぎます。
すりおろすとネバネバのとろろになりますが、そのまま食べるとシャキシャキで火を入れるとホクホクの食感になる面白い食材です。

材料(3人前)
大和芋
1本
青のり
適量
小さじ1
小麦粉
大さじ3
醤油
小さじ1
揚げ油

作り方

1. 大和芋の皮をむき、フライドポテトのサイズにカットします。

2. 小麦粉を入れたビニール袋に、大和芋を加えフリフリとよくまぶします。

3. 165℃に熱した油で揚げます。じゃがいもと違い生でも食べられるので、小麦粉の部分が揚がれば良いのですが、今回は火を通し、串がスッと入ったら油からあげます。

4. ボールに芋を入れ、塩と青のりをからめたら出来上がり。