高尾山ブログ 天狗のひとり言


高尾山信徒峰中修行会


11月 19

     11月17・18日(土・日)

 

 

 

 

     この1週間の寒さで高尾山の紅葉も見ごろを迎えております。

     美しい寒さの中、高尾山信徒峰中修行会が一泊二日で

     執り行われ、90名以上の御信徒にお集まり頂きました。

     寒さに向かうような回峰行・滝修行をはじめ、千巻経・月輪観・

     写経・法話の聴講なでが行われ、皆様、熱心に修行されて

     いました。

     山頂の紅葉は見ごろの終わりを迎えようとしておりますが、

     全体的には今度の連休あたりが見ごろになりそうです。

     天狗の落とし文

          熱心さは まわりの人を 引きつける

     




閉瀑式


11月 01

     10月31日(水)

 

 

 

 

     清滝・琵琶滝・蛇滝において滝じまいの儀式が執り行われ

     ました。

     高尾山の水行道場を訪れた多くの御信徒の皆様が魔事な

     く無事に修行が出来たことを両滝の御本尊様に感謝いたし

     ました。 

     滝じまいが終わると、高尾山も一気に秋のよそおいとなり

     ます。今週末から、もみじまつりのイベントも始ります。

     ご家族揃っての御来山をお待ちしております。

     天狗の落とし文

              視野を狭くしない




高尾山秋季大祭


10月 18

     10月17日(水)

 

 

 

 

     眩しいくらいの日差しに、お稚児さんの衣装がキラキラと輝きます。

     本日、高尾山秋季大祭が執り行われ、御貫首をはじめ、山内僧侶・

     山伏・鼓笛隊の子供達・お稚児さん・御詠歌講の皆さん・慶賛会の

     お侍さん・八王子の芸妓さんが、十一丁目茶屋より薬王院の本堂

     まで、華やかに賑やかに行進いたしました。

     本堂では秋季大祭の特別大護摩供が有喜苑では柴燈護摩供が

     厳修されました。

     高尾山に遠足で来た子供達も多く、キラキラした笑顔がいっぱい

     の一日となりました。

     天狗の落とし文

                 輝く目で いつも




第七期仏舎利塔奉安懸佛総供養法要


10月 10

平成24年10月10日(水)

体育の日が10月10日だった頃から、晴れの特異日

と言われていましたが、本日も気持ちの良いお天気に

なりました(実際に調べるとあまり関係なさそうですが)

第七期仏舎利塔奉安懸佛総供養法要が山内有喜苑

にて、御貫首御導師のもと執り行われ、各家先祖代々

精霊のご供養ならびにお釈迦様とのご縁を結ぶ尊い

1日となりました。

有喜苑内は、紅葉の時期のオススメスポットでもあり

ますので、是非、御来山のおりには、お立ち寄り下さい。

天狗の落とし文

にこやかな顔 優しい言葉




聖天堂開扉法要


9月 08

     9月8日(土)

 

 

 

 

     9月に入ってから、上空の大気が不安定でお天気も

     コロコロと変わり、ゴロっとなる日もありますが、日中

     は概ね気持ちの良い日が続いております。

     本日、御貫首御導師のもと聖天堂の開扉法要が執

     り行われました。

     聖天堂が開扉されるのは、今日と明日の2日間だけ

     です。明日も11時護摩に続いて法要があります。

     9月は長月(夜長月)とか寝覚月とか言われます。

     昼間は夏が終わるのを惜しむかのようにいろいろな

     蝉が鳴いて(泣いて?)いますが、夜中に目が覚める

     と虫の声が賑やかに聞こえてきます。

     秋はこっそりと気付かぬうちにやって来ています。

     天狗の落とし文

       ゆっくり行けば 遠くに行ける 人生あわてない  

     

     




第百二回高尾山峰中修行会


8月 22

     8月18・19日(土・日)

 

 

 

 

 

     残暑厳しいですが、朝晩の暑さも和らぎ、寝苦しい夜

     も少なくなってきました。

     境内ではトンボが同じ軌道を行ったり来たりする姿も

     見受けられます。

     2学期を前に課題の厚い本と格闘している学生さん

     もまだまだ多いのではないでしょうか?

     五輪などで熱くなった今年の夏も終わりが近づいて

     来ました。

     18・19日と1泊2日にて、第102回峰中修行会が

     行われ、信仰の篤い常連の方から、熱心な初心者

     の方まで、老若男女80名以上の方々が高尾山に

     集まり修行を共に致しました。

     初日は突然の雷雨の中、滝行・回峰行・千巻経・

     座禅・座談会が行われました。

     2日目は4時起床。月輪観・本堂での勤行・諸堂参

     拝・写経・法話聴聞・山麓へ下山後、柴燈護摩を

     厳修の後、閉会式となり参加者には成満証が授与

     されました。

     1泊2日の短い期間ですが、参加者は、一緒に苦楽

     を共にした仲間や先達の存在こそが、修行を続けて

     いく上で、必要不可欠なものであると感じたのでは

     ないでしょうか。

     天狗の落とし文

                 自分を 深める




高尾山写経大会


7月 22

     7月22日(日)

 

 

 

 

 

     梅雨明け宣言を聞いたとたんのこの寒さ。暦の上では今日が

     大暑なのに。

     エルニーニョ現象が発生する周期の年らしく、この夏は涼しい

     日があるとかないとかニュースで言っていました。

     傘が無用な霧雨の中、本日、写経大会が開催されました。

     9時より始った写経大会には、100名以上の方々にご参加

     頂き、皆様熱心に般若心経を写し、御本尊様とのご縁を結ん

     でいらっしゃいました。

     字の上手い下手にとらわれず、私が書いているということも

     忘れるくらい、一字一字丁寧に真心を込めて、お経に入り込

     んで欲しいと思います。

     昼食後、午後は「巡礼のこころ」と題して、高尾山の僧侶の

     法話を聴く時間が設けられました。

     天狗の落とし文

            度量 の 広い人 に

     




第六箇度富士登拝修行成満


7月 10

     7月9日(月)

 

 

 

 

     境内に東の空から朝日が差し込んできます。若干、雲は

     厚いですが、今朝の太陽を特別な思いで見ている人達が

     います・・・

 

     本日夕刻、前行を含めると6日間におよぶ、富士登拝修行

     が成満され、修行者一行全員無事に帰山致しました。

     大山登拝修行組も合流し、当山執事御導師のもと、駈出

     柴燈護摩供が勤修されました。充実した表情で護摩に参

     加している姿を見ると、それぞれ得るものがあったのでしょ

     う。明らかに6日前とは違った表情です。

     その理由は、後日、富士登拝日記2012にupして頂こうと

     思います。お楽しみに。

     参加者の皆様、修行お疲れ様でした。そして、成満おめ

     でとうございます。道中の練行のように、明日からも、前

     を向き、胸を張って日々をお過ごしください。

     天狗の落とし文

              経験は 最高の 教師である




霊峰富士第六箇度登拝修行出立


7月 05

     7月5日(木)

 

 

 

 

     雲に遮られている太陽。蒸すような暑さがまとわりつくよう。

     女坂を登ると、じとっと汗ばんでくる身体。梅雨の谷間の

     もやっとした空気の中に、一陣の爽やかな風が吹き抜けた

     あとがあります。

     それは、高尾山を吹き抜け、湖を渡り、峠を越え、富士山頂

     を目指します。

     本日、第六箇度富士登拝修行の一行が富士山を目指して、

     出発いたしました。

     早朝、4:30本堂での勤行に続き、浅間社にて出立式が執り

     行われ、山内僧侶・職員の見守る中、道中の先達に、その証

     である梵天袈裟が御貫首から手渡され、「多少の無理はして

     も良いが、決して無茶はしないように。この事を心がけ、無事

     成満するように」と激励の言葉が掛けられました。

     初めて参加する方、ベテランの方様々ですが、それぞれが充

     実した修行を経て、満足して帰ってくることを願っています。

     加えて、ここ2回程、見られなかった、富士山頂でのご来光を

     拝めるといいですね! いってらっしゃい!

     天狗の落とし文

              報われない努力などありません




初夏のすす払い


6月 25

      6月25日(月)

 

 

 

 

      本日、上半期にたまった本堂のすす払いを行いました。

      御護摩は、毎日勤修されますので、半年でもたくさんの

      すすがたまります。

      絶好の曇り空のもと、比較的湿度も高くなかったので、

      作業は順調に進みました。

      護摩壇の周りを中心に、屋根裏や二王門まで丁寧に

      掃除しました。

      仕上げに畳をビシッと雑巾がけして、仏具を戻して終了

      となりました。

      天狗の落とし文

                迷惑をかけない