高尾山ブログ 天狗のひとり言


蓮の花が咲きました


8月 15

8月15日(土)

立秋を過ぎ、真夏のうだるような暑さも峠を越したのか幾分は

過ごしやすくなってきました。それを感じた虫たちも日没後に

ちらほらと羽をふるわせて、一服の清涼感を与えれくれます。

とは言え、まだまだ、夏の主役は譲らんとばかりに、蝉が大合唱

をしておりますが・・・

4月に植え替えをした蓮の花が終戦記念日の今日、花咲きました。

青空に向って咲く花が、戦没者の鎮魂と平和への祈りを捧げて

いるようです。

来年の今日も花さかせて欲しいものです。

天狗の落とし文

成長を促すことが出来るのは反省




こどもやまぶし修行会


8月 13

8月2日(日)

本日、高尾山こどもやまぶし修行会が行われました。

前日には、火まつりが開催され、大忙しの山伏達です。

不動院を出発して、琵琶滝に到着。皆でお経を唱えました。

琵琶滝を流れる水は想像以上に冷たく大変でしたが、一人一人が頑張って行を終える事ができました。

疲労困憊の中、本堂に到着。ここでもお経を唱えました。

薬王院で昼食をとり、山伏の方々に念珠作りを教えてもらいました。

初めての念珠作りにみんな興味津々の表情を浮かべていました。

仏舎利塔にて、自分で作った念珠を柴燈護摩の炎で加持祈祷し、世界で一つの腕念珠が完成しました。

こちらは、仏舎利塔の裏手にあります苦抜け門です。去年の8月に開眼されました。

この門の間の道を通る時は、煩悩(わずらい、なやみ)を消すことを心に念じて歩かなければいけません。

参加してる子供たちには、まだ煩悩はないかもしれませんね。

そして、最後に終着地の不動院にて修了証を授与され、無事終了です。

暑い中での辛く厳しい修行でしたが、一人も諦めることなく終える事ができました。

この体験修行を今後の生活の糧にしていただければ幸いです。

長い一日でしたが、お疲れ様でした。

天狗の落とし文

幸せって楽をするだけではない




火のまつり


8月 13

8月1日(土)

暑い日が続く今日この頃ですが、八王子市民球場ではそんな暑さを、ものともしない山伏たちによる火渡りが行われました。

たくさんの方から書いていただきました「なで木」を、山伏達が炎に投げ入れ祈願致しました。

まだ火も赤々と残る道を修行を積んだ山伏達が、険しい形相で渡って行きます。

その後に続き、行事に参加したい方々もたくさん渡って行きました。

午後7時より打ち上げられた花火に夜空は彩られ、会場の大勢の方が歓声を上げていました。

今年もまだまだ暑い日が続いておりますが、くれぐれもご自愛ください。

天狗の落とし文

穏やかに過ごす日々であれ