高尾山ブログ 天狗のひとり言


今年も残り僅かとなりました


12月 30

     12月30日(月)

 

 

 

 

     この数日、高尾の夜空が綺麗です。冬の澄んだ

     空気と雲が少ないお蔭で星もキラキラと輝いて

     います。なにより空の色が吸い込まれそうな位

     の暗い青。静まり返った街に「火の用心」の拍子

     木の音が響くと、年の瀬を実感いたします。

     冬至の日の星まつりの御祈祷が無事結願する

     と、お正月に向けての準備も加速します。

     25日には、恒例のお餅つき。御貫首にも2升

     おつき頂きました。

     門松・鏡餅も準備万端整いました。

     大晦日から三が日は天気予報も良さそうです。

     天狗の落とし文

        過去は過去です 新しい一歩を




山内大掃除


12月 20

12月20日(金)

一昨日の雨、高尾山の中腹にある薬王院の境内では、

雪となって舞い降りてきました。寒さも日に日に厳しく

なり、今年も残り僅かとなってきたのを実感します。

年の瀬といえば、大掃除。身の回りを整えて、清々しい

気持ちで新年を迎えたいものです。

12月8日はJR高尾駅の天狗像を清掃し、列車の安全

な運行と共にお客様・従業員の安全も祈願されました。

13日は「すす払い」が行われ、本堂の護摩壇を付近を

はじめ仏具や各お堂の埃やすすを払いました。

一昨日の18日には、御貫首をはじめ、御信徒の皆様、

山内の僧侶・職員合わせて50名近くで「おみがき」を行いました。

この時期になると「仏具を磨くなかで自分の

心も磨く」という言葉が思い出されます。これも突き詰め

れば、掃除と一緒で、綺麗でも磨く、綺麗だから掃除す

ることに繋がるのかと思います。汚れたから掃除するの

では、遅いのかもしれませんが行うは難し。

昨日は、祈祷殿にて納札供養の柴燈大護摩供が厳修

され、今年収められたお札のお焚き上げを致しました。

初詣で御来山の折、古いお札をお持ちになるときは、

木札・お守り・縁起物・天狗うちわと仕分けを行っていま

す。ご協力をお願い致します。

明後日は冬至。星祭りのご祈祷も行われますが、今年

の柚子は、実も大きく、鈴なりです。料理帳に柚子ジャム

のつくり方が載っています。お試し下さい。

今朝、高尾駅から見上げると、高尾山に虹が架かってま

したが、麓に着いても、虹の根元は見つかりませんでした。

見えるのに、近づけない。不思議ですね。

天狗の落し文

平等なこころで