2月 17
2011年2月15日(日) 今年は大雪による事故のニュースを多く耳にしましたが、高尾山に […] [...more]
2011年2月15日(日)
今年は大雪による事故のニュースを多く耳にしましたが、高尾山にも
30㎝程積もりました。雪は豊作の知らせでもあります。本年が実りの
多い飛躍の一年となればと思います。
そんな真っ白な雪景色の中、書院において涅槃会の法要が執り行わ
れました。
書院内に飾られた「高尾涅槃図」には、お釈迦様が涅槃に入られる
場面が描かれているのですが、神々やお弟子さん・動物達が悲しん
でいるのに加えて天狗さんの姿があるのが特徴となっております。
ムササビもいます。
涅槃会は、どなたでもご参加頂けます。書院へはなかなか入りづらい
と思いますが、職員に一声頂ければ御案内いたします。来年は
「高尾涅槃図」是非ともご覧下さい。
ちなみに、お釈迦様は北枕で横になっておられます。
諸説あるようですがインド等ではごく一般的な寝る体勢であるようです。
北を枕に西を向いて寝ると自ずと心臓に負担のかからない回復姿勢の
ようなかたちになります。体にはやさしいのかもしれません。
さて、2月20日(日)は二の午です。山麓不動院のお稲荷さんの法要が
あります。皆様お誘い合わせの上、是非ご来山ください。
人生の道しるべ
光
光はほとけのいのち 人の心の中には
いっぱいの光がさしている
2月 08
2011年2月8日(火) 流れ来る雲の彼方から雪の予報が聞こえてきます。遠くで雪を運んで […] [...more]
2011年2月8日(火)
流れ来る雲の彼方から雪の予報が聞こえてきます。遠くで雪を運んで
いたであろう冷たい風が高尾山にもやってきました。本日は初午です。
御本社横の福徳稲荷社にて御貫首御導師のもと法要が執り行われ
家内安全・商業繁昌・万民豊楽等が祈願され、さらには皆様のお願い
ごとが書かれた五色旗が奉納されました。
立春もすぎ、そろそろ春も寝返りをうった頃でしょうか?
寒いこの時期は早朝がとても貴重で豊かな時間に変わります。
冬は朝の登山が大変気持ちの良いものです。お休みの日には、無
理をしない程度に少しだけ早く起きて、誰もいない、まだ誰も呼吸を
していないガラスのようにクリアな空気を吸いに来てみてはいかが
でしょうか。
人生の道しるべ
生佛不二(しょうぶつふに)
生きとし生けるもの それは仏さまそのものである
2月 06
2011年2月5日(土) 高尾山冬そばキャンペーン(1/23~3/31)の一環として献上 […] [...more]
2011年2月5日(土)
高尾山冬そばキャンペーン(1/23~3/31)の一環として献上そば行列が
行われました。
冬そば実行委員会の峰尾会長からご挨拶と高尾山のそばの始まりと
献上そばについての説明がありました。その昔は、高尾山付近では、
地盤の関係から良い自然薯が採れ、トロロが名物になったというお話や、
今では大和芋を用いてるといったお話がありました。
つづいて、本日御祈祷をする僧侶より薬王院についての話や法螺貝の
実演などがありました。
いよいよ、そば打ちの始まりです。栄茶屋のご主人の実況解説が付く中、
職人の方があっというまに、こねて、のして、切ってしまいます。
それに合わせて僧侶が御祈祷をし、ご本堂に向けて献上するおそばを
御輿にのせて行列のスタートです。
一般の方も列に加わり賑やかな行列となりました。
ご本堂では峰尾会長から御貫首に献上のおそばが手渡され、御本尊様の
御宝前に奉納されました。
土曜日ということもあり大勢の方が御護摩に参加し、各お店屋さんも商売
繁盛等を熱心にお願いしていました。
参加者には御護摩の後、記念品が配られました。
御護摩の後は少し冷え込んできましたが、温かいおそばが恋しくなるひと時
でした。
今回のキャンペーンには19店のおそば屋さんが参加しています。お参りの
際には是非、高尾山のおそば巡りをしてみてはいかがでしょうか?
人生の道しるべ
雨洗風磨(雨に洗い風に磨く)
辛苦して修行(努力)してこそ
本物に巡りあう
2月 06
2011年2月3日(木) 今年も早朝5時から節分の豆撒きが行われました。お天気にも恵まれ […] [...more]
2011年2月3日(木)
今年も早朝5時から節分の豆撒きが行われました。お天気にも恵まれました。
高尾山の「節分会追儺式」は、一般の歳男・歳女、そして相撲協会の片男波
部屋、北島三郎さん他芸能人、特別招待者の御護摩修行者が大勢参加され
盛大に行われます。
今年は、計7回の御護摩修行終了後に豆撒きが行われ、御貫首が「謹んで
祈り奉る、仏法興隆・万民豊楽・信徒安全・山内安全・福は内」と唱え福豆を
撒くと参加者の「福は内」という掛声がご本堂内に響きました。引き続いて、
歳男・歳女の方や招待者の方が本堂の前に場所をかえ豆撒きを行いました。
各回とも歳男・歳女の方や人気者からの福を戴こうとご本堂の前は超満員と
なりました。
高尾山では豆撒きの時「福は内」とだけ唱えて「鬼は外」を唱えません。
高尾山には鬼がいないからでしょうか?鬼にも寛容なのでしょうか?
それともこころを鬼にして事にあたるとき、鬼がいないと困るからでしょうか?
みなさんのご家庭では、どのような掛声で豆撒きをしましたか?
最後に、混雑の折、種種不行き届きの点ございましたが、御来山された皆様
のご協力により例年にもまして盛大に魔事なく節分会を執り行う事ができ、
深く感謝いたします。
人生の道しるべ
一福延壽(いっぷくえんじゅ)
たとえ小さな事であっても
そこに感謝の心があるならば
大きな幸福が巡って来る