高尾山ブログ 天狗のひとり言


子育て観音法要


11月 03

     2011年11月3日(祝)

 

 

 

 

     今日は、文化の日ということもあり、大勢の方々に髙尾山

     へお出かけ頂きました。

     9:30護摩の後に、「天狗の落とし文」を配布いたしました

     が、ものの15分も経たないうちに、用意した分は終了とな

     ってしまいました。

     11:00護摩の後には、有喜苑にて子育て観音の法要が

     御貫首御導師のもと執り行われ、子供たちの健やかな成

     長が祈願されました。

     ちょうど御本堂では、綺麗に着飾った七五三詣りの子供

     達も祈願に来ていました。

     境内でも、叶う輪潜りや六根清浄石車には、変わらずの

     長い列が出来ておりますが、ご朱印を求める方も最近で

     は多く、そちらにも列が出来ておりました。

     高尾山内、御蔭様で申し訳ないくらい混み合っておりま

     す。御家族連れでお越しのかたは、くれぐれも、お子様

     の手を離さないよう、しっかり握ってあげてください。

     そして、たくさんの良い思い出をお持ち帰り頂ければと

     思います。

     天狗の落とし文

                 心機一転




自然の中のご参拝


10月 12

2011年10月12日(水)

 

 

 

 

 

    山伏とともにゆっくりお参りする「山内八十八大師巡礼」が執り行われました。
    新緑と紅葉の頃、年2回高尾山内にある八十八箇所のお大師様と毎回

    多くの方が、高尾山の自然と歴史とお大師様との御縁を結ばれています。

    高尾山内大師堂(だいしどう)を囲むようにして建立された八十八大師は、
    大山御貫首自ら四国八十八ヶ所を巡礼され、その札所の土を持ち帰り、
    八十八の大師に納め建立したものです。

    また別の日ですが、法政大学の学生さんを諸堂参拝へご案内しました。
    高尾山へ観光として登ったことがあっても、歴史に触れ僧侶の話を

    うかがう機会は少ない中で学生さん達はとても熱心に話しを聞いていました。

    高尾山の自然の中をゆっくり巡拝して、心と体の健康のために、

    ぜひご参拝ください。

 

    天狗の落とし文

      苦難を乗り越えて 人は一人前になる




秋の精進料理「もみじ膳」はじめました。


10月 11

2011年10月11日(火)

 

 

 

 

    

    10月11日(火)より11月30日(水)まで秋の特別精進料理

 

    「もみじ膳」が始まりました。

 

    今年の秋も大変混雑が予想されます。すこしでも多くの

 

    方に精進料理を召し上がって頂きたく、大広間ですが

 

    予約なしでのご案内となります。

 

    ただし、団体様や法要等お寺の行事で大広間を使用する日は

 

    お断りすることがございます。また、用意できる食材にも限りがありますので、

 

    お早めの受付をお願い致します。

 

    内容は以下の通りとなります。

 

    期間 10月11日(土)から11月30日(水)まで

 

    ※ご案内出来ない日もありますので℡でご確認下さい

 

    受付 11:00~客殿大玄関にて

 

    値段 もみじ膳2500円 飲物は当日注文いただけます

 

    会場 客殿大広間

 

    献立 時期によって変わる場合がございます。

 

    尚、11月になると道路・ケーブルカー等混雑が予想されますので時間には

 

    十分余裕をもってお越し下さい。

 

 

    皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

 

    天狗の落とし文

 

    心の躾(しつけ)が大事




高尾山健康登山親睦の会の集い


10月 10

     2011年10月9日(日)

 

 

 

 

 

     

     お天気に恵まれた三連休、高尾山にも多くの方々にお越しいただき、

     8月に境内に建立された、六根清浄の石車にも叶う輪潜りに負けない

     くらいの列が出来ておりました。日常を離れ、高尾山で新鮮な空気を

     吸って、気持ちの良い汗を流し、美味しいお団子を食べて、心身共に

     リフレッシュして頂き、御本尊様より気力を頂いて日々の生活にお役

     立て頂けたらと思います。

     高尾山の木々も少しずつ紅葉を始めており、黄色い葉っぱも目に付く

     ようになってきました。秋から正月と段々と賑やかになる様子を見ると、

     こちらの気持ちも高揚してきます。

     多くの方々が登山に訪れている高尾山ですが、平成11年より始った

     「健康登山の証」ですが、年々、会員の方も増えており、親睦会に参

     加される方も増えて来たそうです。

     9日には、高尾山健康登山親睦の会の集いが薬王院内の有喜閣で

     行われ、120名を越える、高尾山大好きな人達が集まりました。

     集いも今年で6回目を数えるとのことで、笑い声の絶えない、楽しい

     会となったようです。親睦の会々長・御貫首のご挨拶のあと、ベリー

     ダンスを観賞しながらのお食事となりました。

     その後もビンゴ大会で盛り上がっていたようです。

     健康登山の会員の中には、毎日登られている方も沢山おられます。

     秋の高尾山、もみじまつりやスタンプハイクなどイベントが沢山あり

     ますので、一度と言わず、二度三度とお越し下さい。

     17日(月)には秋季大祭もございます。

     天狗の落とし文

              口に出したこと 実行する

     




硫黄島協会法要・高尾山を学ぶ会


10月 05

     2011年10月4日(火)

 

 

 

 

 

     爽やかに晴れた景色の先にはスカイツリーもくっきりと見ることが出来ます。

     硫黄島協会の皆様により、高尾山有喜苑の慰霊碑の前にて法要が執り行

     われました。

     御貫首御導師のもと、戦没者のご供養と平和への祈りが捧げられました。

     また、この日は、京王電鉄㈱様主催で「薬王院案内と書院・飯縄権現堂特

     別見学の会」とだいしましたて、高尾山を学ぶ会が今年も開かれ、多くの方

     にご参加頂きました。

     ケーブルカーの山上駅より僧侶の案内のもと、境内まで歩き、精進料理を

     召し上がっていただいた後、護摩修行を体感して頂きました。

     法話をお聴き頂いた後は、メインの書院と飯縄権現堂を見学して頂きました。

     ハイキングなどでは、外側からしか感じられない薬王院を内側から感じるひ

     とときとなったのではないでしょうか。

 

     天狗の落とし文

          不幸にあっても じっと耐えて 起き上がれる 人になれ




3連休の高尾山薬王院


9月 25

2011年9月25日(日)

 

 

 

    先日の大型の台風の通過により高尾山も南風の影響を受けましたが    

    ケーブルカーより薬王院への表参道は綺麗に掃除され安心して

    お参りできるようになっております。

    秋らしい気候となった3連休中の高尾山はお天気にも恵まれ、

    多くの方がご来山しました。

    お札授与所には沢山の種類のお守りがならび、自分だけのお守りを

    さがすのも楽しみのひとつなのかもしれません。   

    行楽の時期になると、恋愛成就を祈願する女性の姿が多く見受けられます。

    もちろん男女問わず、お参りいただけます。

    愛染堂:境内 大本堂向かって右側にございます。綺麗な五円で良い縁を

    結んでください。

     喫茶小坊一福には店長手作りのユニークな作品が飾られております。

    中でも一福の「十穀力団子」は、もち米をベースに、大麦・黒米・きび・あわ

    黒豆・緑豆・小豆・黒ごま・アマランスを取り入れました。もちもちとした食感

    に大きな団子で食べ応え十分です。ご来山の際はお好みで味噌ダレ・黒蜜

    黄な粉をどうぞ。

     10月も近づき、これから高尾山にご来山の際には

    紅葉や花も少しずつ秋の訪れを感じさせてくれることでしょう。

    天狗の落とし文

    

      独りよがりの行動は無責任




仏舎利塔奉安懸佛総供養法要


9月 24

     2011年9月21日(水)

 

 

 

 

     台風の影響で、雨の降りしきる中ではありましたが、仏舎利塔

     奉安懸佛総供養法要が執り行われました。

     幸い風が強くありませんでしたので、テントを設置し、30名以上

     の方々に見守られての法要となりました。

     僧侶による法話に引き続き、御貫首御導師のもと法要は執り行

     われ、各々のご家庭の先祖代々のご供養とお釈迦様との御勝

     縁が結ばれました。

     天狗の落とし文

              一生懸命




交通安全祈願祭 高尾交通安全協会主催


9月 18

2011年9月17日(土)

 

 

 

 

    時々雨まじりの空の下、高尾交通安全協会主催による交通安全祈願祭が

    山麓自動車祈祷殿広場にて執り行われました。

    いつもより華やかに飾られた本尊様を前に山伏たちは護摩壇を組み立て

    ます。 

    午後1時30分 ケーブル駅前広場にてセレモニーの後、パレードの出発

    となりました。

    法螺の音とともに高尾商店会通りを練り歩き、甲州街道・高尾山入口

    交差点では山伏のご祈祷が行われました。

    祈祷殿に到着の後、願文が読み上げられ柴燈護摩が開始されます。

    壇に火が入ると大山御貫首大導師の許、交通安全祈願が厳修され

    ました。

    高く燃え上がる炎の中に願いの込められた「交通安全祈願」の撫で木は、

    安全協会役員・指導員・交通少年団の皆様の手によって護摩壇に投げ

    入れられました。

    市民の安全・交通安全を願いは煙とともに御本尊様へ届けられ、祈りを

    奉げた祈願祭は無事執り行われました。

 

    天狗の落とし文

    

    大道(だいどう) 人の進む 正しい道




鳴く虫の王様 カンタンの声を聞く会


9月 11

2011年9月10日(土)

 
 
 

 

 

    高尾のお山では朝晩の気候が少し涼しくというか肌寒く感じるように
    なってきました。また草木や花・虫たちも秋の訪れを少しずつ感じさせて
    くれています。    
       なかでも「カンタン」の美しい鳴き声は、”鳴く虫の王様”と称されるほどです。
     八王子観光協会様主催で執り行われたこの集いは、
    夕方に高尾山薬王院に集合となりました。    一行は薬王院の大本坊前にて虫供養にご参列いただき、 精進料理の
    夕食を味わい、講師の先生によるカンタンや八王子周辺の虫の生態に
    ついての講義をお聞きになりました。     この日の精進料理の献立は月見を思わせるお団子付きです。
    帰路は虫の声に耳を傾け灯篭の照らされた参道を歩き、
    秋の気配を感じたことと思います。
 

    天狗の落とし文

    

    自分が笑えば 相手も笑う




東日本大震災被災地復興祈願合同法要


9月 09

2011年9月7日(水)

 

 

     西日本に大きな被害をもたらした、台風が去り、高尾山にも秋の

     気配が感じられるようになりました。日差しはまだまだ強いです

     が、まとわりつくような暑さから、カラッとした暑さへ変わりつつ

     あります。青々と力強く繁っていた葉っぱも少しずつですが黄色

     く色づいてきました。日没も明らかに早くなり、ここぞとばかりに、

     虫たちが鳴き始めました。秋はもすぐそこまできています。

     3月の火渡り祭の前々日に起きた、東日本大震災から半年が

     経とうとしております。我が家に届く朝刊には、未だに亡くなられ

     た方の御名前が掲載され続けており、毎朝目を通すよう心がけ

     ています。復興という言葉が軽くならないようしたいものです。

     さて、7月9日に北口本宮冨士浅間神社様と合同で行った、復

     興合同祈願祭からも2ヶ月が過ぎ、今度は、高尾山に場所を移

     して復興祈願の合同法要が執り行われました。

     当日は、浅間神社の関係者の方をはじめ、大山阿夫利神社様、

     富士講の皆様、当山役員の方、高尾山修験道有縁の方々、地

     元商店街の方々に100名以上お集まり頂き、殉難者のご供養

     と被災地の復興の促進が神仏融合の中で祈願されました。

    薬王院の僧侶と浅間神社の神職が合同で本堂へ向かいます。

     ご本堂内には神仏融合の尊い雰囲気が流れます。

     修祓の儀。最初に全員で御祓いを受けます。

     祝詞奏上。浅間神社宮司様による祝詞の奏上。

     大祓奉唱。一同で大祓を唱和いたします。

     一同で般若心経を唱えている間、お焼香をまわします。

     御貫首御導師のもと復興祈願の御護摩を厳修。

     外では堂内に入れなかった大勢の方々も手を合わせていました。

     蘭陵舞。引き続き堂内では蘭陵の舞が勇ましく奉納されました。

     豊栄舞。御神楽には、鎮魂の為の舞もあるそうです。

     宮司様・御貫首が代表して玉串拝礼。

     最後に御貫首と宮司様にご挨拶頂き、この度の法要は終了いたしました。

     震災から半年が経ちました。が、復興への道のりはまだ半ばも過ぎてお

     りません。皆様の思いがとどき、行動が実り、一日でも早く被災された方々

     に心休まる日が訪れることを願います。

 

     天狗の落とし文

               支え合って 力が集まる