高尾山ブログ 天狗のひとり言


秋分の日


9月 23

9月23日(水)

いつから秋になっていたのだろう?その境目に気づくことなく、小さな秋を

探しているうちに、あんなに暑かった夏が姿をみせなくなった。

季節はとどまることなく夏から秋へと流れて行く。この頃では、日没も早くなってきた。

さようなら夏の日、また来年。僕は思い出だけもって行くよ。

さて、今日は大型連休の最終日。次に秋の大型連休がやってくるのは

だいぶ先のようですね(11年後だとか) そんな訳ではないと思いますが、

好天に誘われ多くの方々が高尾山を訪れて下さいました。

ソフトクリームを持っていた手もお団子を持つ手に変わってきました。

薬王院では、お彼岸のお中日にあたる今日、御貫首をはじめ、僧侶・職員とで

先師墓地へお墓参りへ行きました。

お墓参りで手を合わせ、ご先祖様に思いを馳せる時、悠久の時間の流れの

一部であることを感じます。今、ここにあることの不思議さと共に、歴史の

最前線に立っている実感がしてきます。

天狗の落とし文

今を 大切に