高尾山の山岳救助資器材、運用開始式

2010年10月27日(水)

 

 

 

 

 

    これから紅葉の季節を迎え、一年で最も多くの参拝者が高尾山を訪れます。

    この度救助用資器材等が、高尾山の一部に常備されることになりました。

    この日、高尾山さる園に於いて資器材の活用と、整備に関する協定の調印

    と、運用開始式が行われました。

    いつもと違う雰囲気に高いところから式典を見守るお猿さん。

    はじめに、大山御貫首御導師の許、安全祈願の御祈祷が行われました。

    御祈祷の後、高尾山薬王院・高尾登山電鉄株式会社・八王子消防署に

    より資器材の活用と、整備に関する協定の調印が執り行われました。

    今回整備された資器材を活用した救助訓練が実施された。

    ロープを張り救助用担架にて負傷者を崖上まで吊り上げる訓練などが

    披露され、さる園を訪れていたお客様や関係者からは拍手が上がりま

    した。

    式典後、消防署では引き続き「山火事・山の事故防止キャンペーン」を

    実施し、事故防止等を呼びかけました。

     高尾山がこれからも安全に登れるお山であるためにも、時間にゆとりを

     もってお出掛け下さい。

 

    人生の道しるべ

 

    吾唯知足(吾【われ】は唯足【ただたる】ることを知る)

    

    今この世にあることの貴さを考え 感謝と報恩の生活に努力せよ