おみがき

2010年12月18日(土)

 

 

 

    昨日の寒さから一転、穏やかな冬晴れの中、おみがきが行われました。

    本堂内にやわらかな光が差し込む中、朝9:00頃よりスタート。

    御貫首を筆頭に山内の僧侶・職員をはじめ、高尾山の商店の方々や

    御信徒の方々が大勢集まりました。

    本堂・本社・奥の院・大師堂などの仏具が運び込まれます。

    最初に薬品を混ぜた熱湯でグツグツと煮沸します。

    熱々の仏具は本堂に運び込まれます。先頭の2・3人で「ピカール」を

    塗りたくります。

    手前の人は大雑把に磨き、流れ作業で奥の人は仕上げるように磨き

    ます。

    和やかな雰囲気の中、一所懸命磨いていると時間が経つのもあっと

    いう間です。

    恒例のおしるこで休憩タイムです。料理長の白玉入りのおしるこで

    小腹を満たしたら後半戦です。

    おみがきは、席順によって磨き方がだいぶ違います。その人の個性

    も出ますし、いろいろ場所をかえるのも楽しみの1つかもしれません。

    自分の顔が映る位ピカピカに磨けると嬉しくなります。

    日々の生活で自分の心もくもりがちになります。いつでもピカピカで

    あるように心がけたいものです。

    最後にお手伝いいただいた皆様、ありがとうございました。   

 

 

    人生の道しるべ

 

    和敬(わけい)

 

    和合と尊敬の心 人間社会で最も大切な心がまえ