2011年2月3日(木)
今年も早朝5時から節分の豆撒きが行われました。お天気にも恵まれました。
高尾山の「節分会追儺式」は、一般の歳男・歳女、そして相撲協会の片男波
部屋、北島三郎さん他芸能人、特別招待者の御護摩修行者が大勢参加され
盛大に行われます。
今年は、計7回の御護摩修行終了後に豆撒きが行われ、御貫首が「謹んで
祈り奉る、仏法興隆・万民豊楽・信徒安全・山内安全・福は内」と唱え福豆を
撒くと参加者の「福は内」という掛声がご本堂内に響きました。引き続いて、
歳男・歳女の方や招待者の方が本堂の前に場所をかえ豆撒きを行いました。
各回とも歳男・歳女の方や人気者からの福を戴こうとご本堂の前は超満員と
なりました。
高尾山では豆撒きの時「福は内」とだけ唱えて「鬼は外」を唱えません。
高尾山には鬼がいないからでしょうか?鬼にも寛容なのでしょうか?
それともこころを鬼にして事にあたるとき、鬼がいないと困るからでしょうか?
みなさんのご家庭では、どのような掛声で豆撒きをしましたか?
最後に、混雑の折、種種不行き届きの点ございましたが、御来山された皆様
のご協力により例年にもまして盛大に魔事なく節分会を執り行う事ができ、
深く感謝いたします。
人生の道しるべ
一福延壽(いっぷくえんじゅ)
たとえ小さな事であっても
そこに感謝の心があるならば