秋季大祭

10月17日(月)

いちょうの葉も黄色く染まりだし、朝に夕に銀杏の香りが嗅覚を刺激し始めました。

この独特な香りは好みが分かれると思うのですが、意外と暫くすると慣れて、

気にならなくなってしまうものです。

この慣れというもの、慣れ過ぎれば無感動・無関心になりますし、慣れなければ、

毎日が刺激的過ぎます。なかなか厄介な代物です。

さて、毎年10月17日に執り行われる、高尾山秋季大祭ですが、早朝より降り始

めた雨と風の影響で、やむを得ずパレードは中止となりました。

お稚児さんは山上にて衣装に着替え、書院にて洒水加持とお守りを受けて、

健やかな成長が祈願されました。お昼近くには雨も気にならない程度に上がり、

ご本堂では特別開帳大護摩供が有喜苑では柴燈大護摩供が厳修されました。

今日の一雨で紅葉の始まりが目に見えて感じられるようになってきました。

夕焼けがやってくるのも早くなってきました。これらかゆっくりとですが、確実に

艶やかに彩を添えてゆくお山の姿を是非ご覧にお越しください。

天狗の落とし文

信用は最大の財産