2010年3月14日(日)
今年も3月の第二日曜日に高尾山麓の自動車祈祷殿広場にて火渡り
祭が行われました。
燃え盛る焔と勇壮な儀式が圧巻の高尾山修験道の一大イベントです。
山麓別院不動院を出発し、火渡り祭々場へ向かう修験山伏。
お天気にも恵まれ、祈祷殿には大勢のご信徒にお越しいただきました。
修法する大導師・大山御貫首を本座へ案内する山伏。
燃える柴燈護摩壇を見守る御本尊・飯縄大権現。
関東一円のご信徒から寄せられた祈りを込めた「撫で木札」を修験山伏が
投げ入れ柴燈護摩の浄火となって燃え上がる。
大釜にて湯を沸かし水天【すいてん】と同体となった行者が熱湯で其の身
心を清める作法の湯加持は大迫力。
修験山伏の火伏せの秘法に鎮められた燠火の上を気合で渡る「火生三昧
火渡り修行」。
悉く清浄となった本尊の智慧の火を渡る事により諸願の成就を祈る
ご信徒のみなさま。今年は老若男女幅広い方が参加された。
法要を終え、不動院へ還る修験山伏の顔は、赤黒く焼けていた。
大勢のご信徒様に於かれましては、除災開運・無病息災の御利益を
得ることができ、行事が無事厳修されたことをご報告いたします。
合掌
人生の道しるべ
遊びの顔と仕事の顔 けじめを大切に