2010年7月2日(金)
富士登拝修行前行
翌日からの富士登拝に備え、修行者一行は、まず蛇滝へとむかいました。
滝の迫力に驚きましたが、それ以上に諸先輩方の水行に圧倒されたので
ありました。
おそるおそる水行に参加させていただくと痛さ・冷たさなどは感じている余裕もなく
ただ、ひたすら「南無 青龍大権現」とお唱えするのがやっとでした。
滝から出た後の爽快感と充実感は翌日からの富士登拝への不安を吹き飛ばして
続いて、不動院にて法楽後、一行は柴燈護摩を行う為に祈祷殿にむかいました。
柴燈護摩の炎とけむりはとても高く舞い上がり、その熱気はこれからの修行の覚
悟を試されているようでした。代参のお札のお加持を終えると自分達は皆様の代
表として登拝へ行くのだと身が引き締まる思いでした。
いったん不動院で休憩の後、遠雷の中、高尾山中の金毘羅堂・神変堂・本堂等
と法楽しながら本日の宿泊場所となる薬王院を目指しました。
薬王院では、夕食をとりながら、明朝から共に歩くメンバーとの親睦を深めました。
いよいよ明日から富士山へ向け出発です。