高尾山ブログ 天狗のひとり言


柔道世界選手権大会必勝祈願


8月 03

7月31日(木)

2014年8月25日から31日まで、ロシアのチェリャビンスクで開催される

世界柔道選手権大会に日本代表として出場なさる、コマツ女子柔道部所属の

宇髙 菜絵 選手 (57㎏級)

橋本 優貴 選手 (52㎏級)

佐藤 瑠香 選手 (78㎏級)

連    珍羚  選手 (57㎏級 台湾代表)

田代 未来 選手 (63㎏級)

5名が来山され、世界選手権での必勝をご本尊様に祈願されました。

全日本女子柔道部の選手は、高尾山をトレーニングやリフレッシュの場として

利用されており、皆さん度々来山なさっているそうですが、今回は

地元・高尾警察少年柔道部出身の田代選手の発案で御護摩修行に

初めて参加されたとのことです。御祈祷を終え、皆さん、引き締まった表情で

世界選手権での活躍を誓っていました。

本番まであと僅か。万全の状態で、悔いの残らない試合をして頂きたいと思います。

ご健闘・ご活躍をお祈り致します。

天狗の落とし文

日頃の努力が チャンスを 呼び込む




7月6日(日)


7月 07

久しぶりに一日晴れの天気でしたので、境内を散策してみました。

ふと参道脇に目をやると紫陽花の花が綺麗に咲いていたので一枚。

日曜日ということもあり朝からたくさんの人で賑わっていました。

これから山頂まで行き一汗かいてビアガーデンへ向かうのでしょうか。

お土産コーナーを覗くと、夏限定の梨かりんとうが並んでいました。

梨の甘い香りと程よい甘さで、一度食べたらやみつきになる事まちがい梨……と言ったところでしょうか。

やみつきになるかどうかは、一度ご賞味あれ。

天狗の落とし文

小さいことを軽く見ない




北島三郎さん新曲「高尾山」奉納歌唱


6月 11

6月5日(木)

演歌歌手の北島三郎さんがデビュー記念日である6月5日(木)に高尾山薬王院大本堂に於いて、関係者200人を前に同日発売の新曲「高尾山」を熱唱し奉納歌唱を行ないました。

法螺貝を先導に紋付袴姿で北島さんが入堂されると、大山御導師の許、御護摩修行が厳修され、北島さんが新曲「高尾山」を熱唱し奉納されました。

歌唱後の挨拶では「由緒ある高尾山で歌を奉納させて頂くことは、胸がいっぱいで感動しています。

歌詞の中に”初心忘れず登って来いよ”とありますが、わたしも初心忘れずにまた歌の道を歩いて参ります」と話され、高尾山へ記念の盾が奉納されました。

北島さんは八王子に居を構えて30年、また平成15年より八王子観光大使をつとめられ、長きに渡り八王子の発展に貢献されております。

この度同じく八王子観光大使をつとめられている八王子車人形五代目家元西川古柳さんによる祝いの舞がご披露されました。

大山貫首は「高尾山薬王院の数百年という長い歴史の中で、本堂内で歌唱奉納を執り行うのは初めてです、「高尾山」という歌を作っていただきましたので一生懸命覚えたいと思います。」

とご挨拶され感謝状と御札を進呈されました。

この「高尾山」がひとつのきっかけになり、祈りのお山高尾山へ足を運んでいただければ幸いと思っています。

天狗の落とし文

懸命に一つのことに向う




石斛らんが咲きはじめました


5月 25

5月25日(日)

境内周辺でも石斛らんが咲き始めました。

大杉原の杉の木にも天狗さましか登れないような高い所に、

花を咲かせています。

歩きながら探すのは危険ですので、足元をご確認のうえ探してみて下さい。

近頃は、お釣り銭で1円玉を貰うことが増えましが、表面の絵をご存じでしょうか。

「おがたま」だと思っていました。が、よく調べると違うとの事。

「若木」と言うだけで、特定の植物ではないそうです。

私の思い込みをよそに、山門横のおがたまは花を咲かせ、バナナのような甘い香りを

漂わせています。

天狗の落とし文

争いごとは 欲が からむ




北島三郎さん新曲「高尾山」PV撮影


5月 24

5月24日

初夏の風にサーッとふかれる木々の緑は濃くなり、

遠足の子供たちの笑顔からのぞく白い歯とともにキラキラ輝いています。

今月7日、演歌界の大御所・北島三郎さんが来山され、

プロモーションビデオの撮影を行いました。

八王子市の観光大使でもあられる北島さん。

6月に発売される新曲のタイトルは、「高尾山」です。

〈高尾山〉を一曲の音楽の内にどのようにとじこめ、

それをどのように歌唱して下さるのか、とても楽しみです。

皆様も「高尾山」を耳から感じてみて下さい。

シングル 2014年6月5日 リリース!

天狗の落とし文

生きるって 山坂多い 旅の道




大山登拝修行


5月 12

5月10・11日(土・日)

御護摩受付所の横には<大山道>の石柱が佇立し、古よりの

大山信仰の記憶を留めております。

平成22年より始まった、大山登拝修行も第五箇度を数え、

新たな歴史のページを書き加えつつあります。

初日は高尾山で水行・柴燈護摩を厳修し、宿坊にて一泊。

翌朝は、4時に起床し、4時半のお勤めに参加後、朝日に

照らされながら大山へと出立いたしました。

大山山頂まで登拝し不動院に戻ったのが、17時ころ。

第五箇度の大山登拝修行も無事成満され、参加者それぞれ

感じる事があったのではないかと思います。

天狗の落とし文

人情って 温かい言葉 いたわり合いのこと




高尾山のお土産


5月 05

5月5日(祝)

連日暑い日が続き、山登りをしていると汗ばむような陽気になってきました。

暦の上では5月5日頃を立夏と言い、夏の始まりを表していると言われています。

高尾山では毎年この時期にオリジナルのTシャツを販売しています。

今年のTシャツはドライ加工の生地になっていて山登りで汗をかいても乾きやすく、

これからの季節にもってこいの一枚です。

それからお土産物コーナーでは、他にも春限定のいちごかりんとう等おすすめのお菓子が

たくさんございますので、春のお散歩がてら寄り道してみてはいかがでしょうか。

天狗の落とし文

充実した日々を




高尾山と駒ケ根分霊院


5月 04

5月3日(祝)

高尾山の杉って皆さんは何歳か知っていますか?

この杉は皆さんが生まれるずっとずっと前からこの場所に立っています。

古い杉で約500歳とも言われています。とても歴史ある杉なんです。

見ているだけでも心が洗われますね。

そんな杉の他にも今の時期の新緑にあふれる高尾山は見ものです。

新緑を見てリフレッシュした後には、薬王院境内にある一福で腹ごしらえしてみてはいかがでしょうか。

本日も大型連休中という事もあり一福前に行列が、

ここでしか味わえない十穀が入ったお団子は、甘味噌ダレとの相性が良くとってもおいしいんです。

天狗の力団子というだけあって、食べたら天狗様のように山頂までひとっ飛び…とはいきませんが、

ハイカー達のお腹を満たし疲れを吹き飛ばす、そんな力があるのかもしれませんね。

ところで、11時の御護摩にも沢山の御信徒の皆様がご参加下さいましたが、

なんと、髙尾山以外でも、同じ時刻に飯縄様をご本尊として御護摩が執り行われていたんです。

場所は信州は駒ケ根市の高尾山駒ケ根分霊院です。

晴れ渡る空のもと、熱心な御信徒がお集まり下さり、例大祭の御護摩は魔事なく厳修されました。

高尾山でしか買えないお土産もこの日は出張販売。駒ケ根の皆様にも喜んで頂けたのでは

ないでしょうか。

さて、再来年から祝日が1日増えることになりそうです。「山の日」だそうです。

これをきっかけに、山の楽しさ、厳しさ、美しさ、有難さ…を再認識したいものです。

天狗の落とし文

調和と共栄




大型連休は高尾山へ


5月 02

大型連休も後半を迎えますが、皆様の予定はいかがでしょうか。

薬王院境内にあります、しゃくなげ園(御護摩受付所の裏)が見頃になりました。

知る人ぞ知る穴場スポットです。

「本社の新緑」

「しゃくなげ園」

それから、大変好評をいただいております期間限定の精進料理「あおば膳」も残すところあと3日となりました。

この連休の機会に、春の高尾山を満喫してみてはいかがでしょうか。

「大型連休限定献立 精進料理(あおば膳)」

「高尾山薬王院大本坊の食事席」

天狗の落とし文

精一杯




高尾山うたの日


4月 26

4月23日(水)

『春風にのり 大天狗 小天狗』

高尾山の木々も若葉が萌え出し、清々しい程の黄緑色が目に沁みます。

「紅葉に当たり外れはあるけど、若葉は間違いない」と言っていた方が

いましたが、こんな日に翼を広げて、ふわふわと空を舞ったら、さぞ

気持ちの良いことでしょう。

本日、境内天狗像横にて、立子・椿句碑の御法楽を執り行いました。

山内には、たくさんの歌碑・句碑があります。その上、四季を通して

題材には事欠きませんので、吟行にお越しになる方も多いようです。

十二時半の御護摩には、髙尾山でもお馴染みの歌手北山たけしさん

がヒット祈願に訪れました。御護摩修行後には、本堂前にて歌の奉納

として、新曲『有明海』を熱唱されました。

平日にも関わらず、大勢の方が足を止め、聴き入っていました。

鳥のさえずりも日増しに大きくなり、色々とパートが増えています。

若葉を優しく揺する風の音が伴奏となり、お山にも春のメロディが

奏でられています。

天狗の落とし文

明るく 声は 大きくないと