高尾山ブログ 天狗のひとり言
6月 20
2010年6月19日(土) 梅雨の晴れ間に恵まれて、今年前半年の御納札の […] [...more]
2010年6月19日(土)
梅雨の晴れ間に恵まれて、今年前半年の御納札の
お焚き上げ供養が厳修されました。
夏を迎える予行練習のような日差しが、高尾山商店街を
練り歩く山伏を照りつける。
感謝を込めてお焚き上げ、ご供養する御導師。
柴燈大護摩供をもってお焚き上げ供養される古札。
燃え上がる護摩壇を見守る御本尊飯縄大権現様の霊験に
感謝する人々の姿も見られました。
山麓別院不動院へ到着後法楽捧げ、 納札供養柴燈護摩供の
無事終了を御本尊へご報告いたしました。
人生の道しるべ
思いやり 励ましの言葉は心温まる
5月 22
2010年5月21日(金) 毎月21日は飯縄様の御縁日。9時より大本堂で神徳報謝百味飲食供 […] [...more]
2010年5月21日(金)
毎月21日は飯縄様の御縁日。9時より大本堂で神徳報謝百味飲食供が
行われます。
神徳報謝百味飲食供とは、當山御本尊飯縄大権現様の日々の御加護に
感謝し、沢山のご供物を棒げて御本尊様威光倍増の為、御供養申し上げ
る法要です。
「大般若経」六百巻を転読する。
すべての苦厄を消しさって、内外の怨敵を退散させ、
五穀豊穣や国家安寧を祈念します。
縁日の由来は、中興の祖俊源大徳が飯縄大権現を感得された時に
「吾は大聖不動明王の化身飯縄大権現である」とお告げがあり、
さっそくその尊像を刻ませた。
その刻ませた場所が現在の炊谷であるお姿が4月21日に
出来あがったので記念にこの日を例祭日としたと伝えられています。
大山御貫首御導師の許勤修され、法要を終了しました。
毎月21日午前9時勤修 御志納金 一口3,000円以上
人生の道しるべ
物事を狭く考えず 人生を大らかに
5月 21
2010年5月19日(水) 髙尾山の大本坊でお楽しみいただけます精進料理を、 […] [...more]
2010年5月19日(水)
髙尾山の大本坊でお楽しみいただけます精進料理を、
5月28日までの平日に限りご予約なしでご案内します。
たまにはゆっくりと静かな空間の中でご賞味下さい。
豊かな自然にかこまれた境内の大本坊。
大本坊入口の案内所、天狗の面がお出迎え。
あおば膳の会場となる食事席は、大本坊の2階にあり桜と八王子の版画が
展示されています。
写真:あおば膳
料金:1,500円(税込み)
ご好評のあおば膳。来山者が多い日にはお断りすることも
ございますので、事前にお電話の上ご来山下さい。
人生の道しるべ
人の道は心にあり 心は行いにあり
5月 07
2010年5月3日(月) 憲法記念日 駒ヶ根分霊院の記 高尾山が分霊院として […] [...more]
2010年5月3日(月) 憲法記念日
駒ヶ根分霊院の記
高尾山が分霊院として発足したのが昭和32年春。
当時地下足袋姿で折草山へ幾度となく足を入れ、無から有を生み出す
苦労の結果、落慶開眼供養も無事に勤めたとのことです。
時偶々昭和36年夏、当地を襲った集中豪雨は一瞬のうちに総てを
持ち去り無惨な姿となった。その時大勢の心に浮かんだのは、あの
尊いお姿の飯縄大権現様であったと記されております。(高尾山報より)
当時、分霊院があった場所には今も石碑が残っていました。
「折草山高尾山分霊院 山本秀順前貫首書)
長野県駒ヶ根市に在る現在の分霊院。毎年、5月3日の日に
大山貫首御導師の許、護摩が厳修され沢山の方々にご参加
いただいております。
分霊院祭にあわせ「高尾山ごりやく市」が開催されています。
開催式典の中で、記念の桜の苗木を植える大山御貫首とミス桜女王。
分霊院の御堂で護摩を焚き、地域の皆様といっしょにお祈りします。
「ごりやく市」では獅子舞などイベントが開催されています。
分霊院前には地域の皆様を中心に店舗が連なる。高尾山薬王院からも
お土産品を持って出店させていただいております。
これからも、高尾山の分霊院祭が盛大に執り行われる様、心よりご祈念
申し上げます。
人生の道しるべ
何かを捨てなければ 決断はできない
5月 05
2010年5月3日(月) 憲法記念日 ミドリが美しい高尾山の境内では、若葉まつりのイベント […] [...more]
2010年5月3日(月) 憲法記念日
ミドリが美しい高尾山の境内では、若葉まつりのイベントとして
真木ことみさんの歌謡ショーと獅子舞(野方・三谷お囃子連)が
盛大に執り行われました。
天気にも恵まれ、境内の広場には大勢の人が集まった。午後に2回の
ステージに立たれた真木ことみさんは、約20曲を熱唱されました。
「高尾山音頭」も唄う真木ことみさんは、若葉まつりも今年で
8回目のご参加となり高尾山を盛り上げていただいております。
本堂を登ったご本社では、野方・三谷お囃子連の皆様による
獅子舞が行われました。
飯縄権現堂(本社)にて舞う獅子。午前は薬王院・午後にはケーブルカー
清滝駅前広場にて執り行われました。
最後に集まった皆様に福が来るようにと縁起物がまかれ、新芽に囲まれた
飯縄権現堂は和やかな一日となりました。
人生の道しるべ
決めつけてしまう批判は 伸びる芽をつぶしてしまう
4月 19
2010年4月18日(日) 毎年、4月の第三日曜日におこなわれる「高尾山 春季大祭」が […] [...more]
2010年4月18日(日)
毎年、4月の第三日曜日におこなわれる「高尾山 春季大祭」が
青空の下無事おこなわれました。
昨年は新芽だった桜も、今年はピンクの花を咲かせお出迎え。
今日は暖かく過ごしやすい日となりました。
パレード出発前のお稚児さんや関係者でいっぱいになる茶店前。
昨日まで降り積もった雪でパレードの出発は11時15分へと変更となりました。
日曜日ともあって参拝やハイキングの方で混み合う参道(女坂)。
新芽も出始め、とても綺麗なミドリのトンネルの季節となりました。
今年も103名のお稚児さんにご参加いただきました。2歳~7歳位の
小さなお子様を中心にみんな一生懸命歩いて薬王院を目指します。
薬王院に到着後、山門前の天狗像にて法要する大山御貫首と山伏。
本堂前では、パレードからもどった獅子舞(原の獅子舞保存会)に多勢の
人が集まった。
参道を歩き終え大本堂前にて「元気に育つよう」にお加持を受けお守りを
受け取るお稚児さん。
大本堂では、大導師により特別開帳大護摩供が厳粛に
執行され、有喜苑の修験根本道場では、山伏による柴
燈護摩供が厳修されました。
頭に冠をつけ、華やかな衣装で着飾った稚児行列は、高尾の春にふさわ
しい祭絵巻をつくりだしています。今回ご参加いただいたお子様をはじめ
関係者の皆様に於かれましては、また新しい良き思い出となったことと
思います。参道を歩ききったお稚児さん、お疲れさまでした。
合掌
人生の道しるべ
多くを欲するものは 常に多くの不満を抱く
4月 16
2010年4月16日(金) 昨夜から降り続いた雨は明け方の4時頃から雪に変わり、境内周辺を […] [...more]
2010年4月16日(金)
昨夜から降り続いた雨は明け方の4時頃から雪に変わり、境内周辺を
白く染めた。
山麓から見上げるお山は、中腹から温度が変わるのがよくわかる。
明後日に行われる春のお祭りには、またピンク色の姿を見せてくれる
ことと思います。
今年は寒暖の差が激しく、この時期大変珍しい雪が降り「桜に雪」や
開花が長かったりと、大自然ならではのことだと思います。
人生の道しるべ
余裕もう少し 心の器にも
4月 16
2010年4月15日(木) 山頂の山桜が満開をむかえる頃、高尾山の本坊では春の精進料理を […] [...more]
2010年4月15日(木)
山頂の山桜が満開をむかえる頃、高尾山の本坊では春の精進料理を
味わう「山桜と煌きの響き」の集いが行われ、悪天候にもかかわらず
115名の方にご参加いただきました。
山伏の法螺貝を先導にステージへ上がるオクサーナ・ステパニュックさん。
Oksana Stepanyuk (オクサーナ・ステパニュック)プロフィール
コロラトゥーラ・ソプラノ歌手でありながら、世界を代表するバンドゥーラ
(ウクライナ民族楽器)奏者の一人でもあるオクサーナ・ステパニュック。
幅広いレパートリーに洒落た表現力、類い稀なる才能と卓越したテクニック、
そしてその温かい人柄は、心に染み入る響きとなって各地のファンを魅了し
続けている。ウクライナ・キエフ州スィニャワ村生まれ。
とても上手に日本語でお話されたオクサーナさん。温かい人柄で
沢山の話を解りやすく説明されていた。
バンドゥーラのすばらしい音色と歌声に魅了された。アンコールでは、
季節感たっぷりの「桜ーさくらー」を熱唱されました。
会場となった本坊の大広間。並べられた料理の奥には
この時期、八王子の歴史を刻んだ版画が飾られています。
旬を生かした当山自慢の精進料理。一品は時期ならではの山菜を
使った天婦羅(こごみ・ふき・え胡麻・たらの芽)。
本日の精進料理。食材をはじめ、春をイメージした料理をご用意。
おなかも心も満たされたひとときでした。
高尾山では、季節ごとに精進料理の集いを行っております。
次回は7月頃を予定しておりますので、お誘い合わせの上ご参加下さい。
人生の道しるべ
会話は人と 人との心を結ばせる
4月 10
2010年4月4日(日) 「健児の仏舎利奉戴80周年祈念式典」 1954年各界の協力に […] [...more]
2010年4月4日(日)
「健児の仏舎利奉戴80周年祈念式典」
1954年各界の協力により都立自然公園である高尾の浄地、薬王院に
奉安塔が建設されることとなり、1956年に高さ18メートル、白亜の奉安
塔が完成、「健児の仏舎利」はボーイスカウト日本連盟理事長が捧持し、
スカウト儀従する内に、高尾山薬王院 第31世山本秀順大僧正により
奉安安置され今日に及んでおります。
爾来毎年4月第一日曜日を「ボーイスカウトの花祭り」と定め、八王子
地区のボーイスカウトやオールドスカウトが集まり、式典が行われて
おります。
式典は、大山御貫首導師の許行われ、300人以上の方が参加された。
写真:仏舎利奉安塔
仏舎利とは、お釈迦様のお遺骨を仏舎利と言います。
2010年4月8日(木)
「花まつり」
お釈迦様の誕生を祝う日で、毎年4月8日に行います。
私達を取り囲む、全ての生命の輝きと尊さを讃え法要する。
昨年、新しく奉納された花御堂。
お釈迦様はルンビニーの花園でお生まれになり、その時甘い良い香りの
雨が降りそそいだといいます。
花御堂に誕生仏を安置し甘茶をかけてお参りします。
法要を終え、青空の下を歩く僧侶、山内は桜が満開を迎えて春本番。
人生の道しるべ
会話は人と 人との心を結ばせる
4月 07
2010年4月7日(水) 都心よりも少し遅れて高尾山の桜は、山麓より頂上へ向けて少しずつ色 […] [...more]
2010年4月7日(水)
都心よりも少し遅れて高尾山の桜は、山麓より頂上へ向けて少しずつ色づき
はじめます。桜が境内を華やかに彩る姿は、春を感じさせてくれます。
本堂へ上がる階段を登ると仁王門があり、その脇で美しく咲く枝垂桜が今、見頃を
迎えています。
境内の一番奥にある奥の院に咲く桜は、ピンクと朱の色が
とても綺麗に調和しています。
人生の道しるべ
忍耐はあらゆる扉を開く 鍵である