高尾山ブログ 天狗のひとり言


節分会・初午福徳稲荷祭


2月 05

     2月3・4日(月・火)

 

 

 

 

     梅の花一輪どころかの暖かさ、立春を前に春が来たような

     風もなく穏やかな陽気のもと、節分会追儺式が執り行われ

     ました。

     600名を超える歳男・歳女の皆様がご参加下さり、盛大に

     豆撒きが行われました。本堂の前には、歳男・歳女の方々

     から福を頂こうと、毎回沢山の方々が詰めかけていました。

     『何年も節分に参加しているけど、こんなに暖かくて気持ち

     の良い節分は初めて』という声をあちこちで聞きました。が、

     翌4日は前日の陽気がウソの様な寒さで真冬に逆戻り。

     先代の御貫首山本秀順和上のお墓参りに行く頃には、

     雨だったお天気も初午の福徳稲荷祭の法要の頃には、

     霙まじりのお天気に変わり、午後には、ついに雪となって

     高尾山を白く被いました。

     梅の花も凍えるように咲いていました。

     寒暖を繰り返す中で、いつものように春がやってくる。

     自然のサイクルは、本当に不思議です。

     天狗の落とし文

         善きことは 真似てみる