火のまつり -火渡り祭・花火ー
8月 05
2010年7月31日(土)
火のまつりとは山伏が修行する「火渡り祭」と八王子の夜空を彩る
「花火」の2大イベントで、毎年この時期に行われています。
火渡り祭は、高尾山御本尊飯縄大権現の衆生救済の御誓願に基づき、
真言密教加持の極致である御護摩(浄火により災厄を祓う火の行)を
修行することにより、世界平和、息災延命、災厄消除、交通安全、
身上安全等を祈念するもので,大祇師である大山御貫首の力強い
修法の許、執り行われました。
大勢の山伏が祈りを捧げ、願いを込めた「なで木」を炎に投げ入れ、
修行を積んだ髙尾山の山伏が火を渡ります。
一般の方々も行事に参加され、お母さんと一緒に渡るお子様や
浴衣姿の方など、約400人の方が赤々と残る火の上を渡りました。
午後7時より打ち上げられた花火が八王子の夜空を彩るたび
球場のスタンドからは歓声が上がっていました。
火のまつりも無事終了し、八王子の暑い夏はまだまだ続きそうな気配の
熱い夜でした。
人生の道しるべ
善とは後味のよいもの